京都文教大学臨床心理学研究科 大学院入試 傾向と対策

投稿者: | 2017 年 5 月 19 日

京都文教大学大学院

臨床心理学研究科 博士前期課程入学試験

【英語】

■傾向

ここ数年は、だいたい大問2問で構成されている(1問や3問の年もある)。基本的には読解問題で、A4で1~2枚程度の分量の心理療法に関する文章が出題されている。問題形式は、問題文中に数カ所ある下線部の和訳を中心に、本文の内容についての正誤問題や、本文の内容に即して説明する問題などが出題される。

■対策

和訳や内容の正誤問題が中心のオーソドックスな問題であるため、文章がきちんと理解できれば解答するのは難しくないであろう。英文自体は、分量がやや多めであるが、特殊な単語や構文が使われているわけではなく、比較的読みやすい文章と言える。ただし、臨床心理関連の用語が多少含まれているので、その点には注意が必要である。目安としては、ヒルガードの心理学が英語できちんと読めるレベルであればほぼ問題ない。ヒルガードの心理学を読みながら、関連する単語を覚え、あわせて心理学の知識も確認していくのが効率的であろう。

~コメント~

文章の分量が多めなので、速読の練習もしておくようにしたい。また、和訳の問題は分かりやすい日本語に直せるよう、日頃から日本語での表現力も磨いておくとよいだろう。

疋田先生