私立
関東地方 / 東京都

目白大学大学院

心理学研究科
臨床心理学専攻

心の健康に役立つ
実践的な教育研究を志向

臨床心理士 公認心理師
第一種

受験生へのアドバイス

臨床心理学はもとより、基礎心理学や心理学研究法などについても幅広く学んでおいてください。

入試時期

年2回(10月、2月)

募集人数

30名(1期20名、3期10名)

出願期間

第1期:2024年8月20日(火)〜8月23日(金)
第2期:なし(試験は他研究科のみ)
第3期:2025年2月3日(月)〜2月6日(木)

試験日

第1期:9月3日(火)
第2期:なし(試験は他研究科のみ)
第3期:2月22日(土)

試験科目

一 般:英語(辞書持込可, 電子辞書不可)、専門科目、面接試験
社会人:小論文、専門科目、面接試験

提出書類

研究計画書、志望理由書、卒業論文または学生時代の学習内容の要旨

社会人入試

■社会人特別入試 出願資格
・一般入試の出願資格を有し、かつ、過去5年以内に3年以上(連続していなくてもよい)、教育相談機関、病院等医療施設、心理相談機関等で心理臨床に関する従事者として(心理相談員、カウンセラー等)、常勤(週3日以上の勤務形態、有給)で勤務している方。

合格発表日

第1期:9月9日(月)
第2期:なし(試験は他研究科のみ)
第3期:2月28日(金)

入試説明会

【オープンキャンパス・進学相談会(2024)】

目白大学大学院では、本大学院への進学を検討している受験生の方の相談にお応えするためのイベントを開催しています。
各専攻の学び、授業や教員、研究に関すること、入試関連情報、キャンパスの雰囲気など、本大学院について、直接確認できる機会となっています。
過去問題の閲覧や各専攻の教員との個別相談も受け付けています。働きながらでも大学院へ通えるかどうか、不安をお持ちの方も、この機会にぜひご相談ください。

11月9日(土) 13:00〜14:00

研究室訪問

要相談

進路状況

公認心理師試験と臨床心理士試験の合格率

2023年5月に第6回公認心理師試験が行われました。本大学院では、2022年度修了生で受験したうちの12名が合格し、合格率は92.3%でした。これは全国平均合格率(73.8%)を大幅に上回る結果でした。

臨床心理士資格試験は例年10月に1次試験(筆記試験)が、11月に2次試験(口述面接試験)が行われます。本大学院の2022年度修了生で、受験した12名が合格し、合格率は100%でした。これは全国平均合格率(66.5%)を上回る結果となっています。

今後の展望

本専攻修了後は、以下のような各分野における有為な人材として活躍が期待される。
 ●学校教育に関わり、現代の子供たちがかかる問題に対してカウンセリング的、予防的、開発的な対応を行う専門家
 ●主として医療機関で、疾病・悩みを抱えた患者さんに対して心理査定と心理療法的関わりを実践する専門家
 ●産業界において、企業人のキャリア開発やストレスマネジメント、メンタルヘルスの向上を目指して実践活動を行う専門家
 ●児童相談所や障害者施設などで、子どもや障害者に対して心のケアやより良い生活を目指せるように心理的な援助を行う専門家

備考

【過去問題】
現地閲覧可(コピー不可)
郵送は、著作権法上支障のない部分のみ可能。

【その他】
昼夜開講制ですが、心理カウンセリングセンターでの実習や外部実習は、平日の日中に行います(必修の実習科目「臨床心理基礎実習」「臨床心理実習」の一部です)。そのため、週2~3回、平日の昼間に受講を要する場合があります。したがって、社会人として入学を希望される場合は、職場の理解が不可欠であると考えられます。

研究科の概要・特色

本専攻は教育研究の目標として、①心理臨床・カウンセリングの実践と研究を志向する人材の養成、②すでに資格を取得し現場で働いている心理臨床の専門家に対する最新の知識・技能習得及び研究の支援、③公認心理師および臨床心理士などの資格を取得できる人材の養成を掲げています。資格取得に際し、心理臨床の現場への理解を深めるとともに。臨床に役立つ感覚を身につけるため、幅広い領域における学内外施設での実習を重視しています。

求める人材

選考に関わる心理学的方法論を用いて、研究を実践し高度な専門職業人として社会の発展および個人の健康増進に寄与したいと願っている人。

・臨床心理学専攻
1. 臨床心理士等こころの専門家としての資格取得を目指すに際し、心理臨床・カウンセリングに関する幅広い分野に関心を持ち、個人に対する援助とともに地域社会への貢献を視野に臨床心理学を学ぼうとする人。
2. また、すでに心理学関連領域で働いているが、さらなる知識・技術習得の機会を持ちたいとの意欲のある人。

担当教員

●杉本 希映 教授
【専門分野】教育臨床学 / 臨床心理学
【研究テーマ】
児童期から青年期の教育臨床を専門とし、研究と実践を行ってきた。子どもの「居場所」・いじめ・虐待など近年の子どもが抱える問題について研究している。

●髙橋 稔 教授
【専門分野】臨床心理学 / 応用行動分析学
【研究テーマ】
応用行動分析学の考え方や技法を心理臨床の世界にどのように応用できるかについて研究している。現在は、Acceptance and Commitment Therapyの技法の効果検証を行ったり、不安体験中の主体的行為について研究している。

●黒沢 幸子 教授
【専門分野】スクールカウンセリング、臨床心理学、臨床心理学的地域援助(コミュニティ・メンタルヘルス)、ブリーフセラピー
【研究テーマ】
①学校臨床心理学、スクールカウンセリング、②ブリーフセラピー(解決志向、ナラティヴ等)、コミュニティ臨床(ピアサポート、産業臨床、児童虐待等)、③プログラム評価、親子関係・仲間関係等の実証的研究、④思春期・青年期心理臨床

●笹川 智子 准教授
【専門分野】精神発達病理学
【研究テーマ】
社交不安障害の治療と予防に関する研究を、主として認知行動論的な立場から実施している。また、精神発達病理学的な観点から、児童青年期の不適応症状の発現に関連する要因について幅広く検討している。

●諏訪 絵里子 准教授
子どもの心理を専門とし、主に発達と母子関係の側面から研究するとともに、遊戯療法などを実施している。また、発達障
害の特性理解とそれに基づいた支援方法について実践的研究を行っている。

●浅見 祐香 専任講師
主に、認知行動療法の立場から、依存行動や犯罪行為の維持メカニズムおよび効果的な心理学的支援について研究している。現在は、クレプトマニア(窃盗症)やギャンブル、ゲームなどの行動嗜癖を対象とした治療や予防に関する研究を実施している。

●阪無 勇士 専任講師
児童虐待や不適切な養育がもたらす心理的な影響に対し、生活臨床の立場から治療的に介入していく研究と実践を行っている。また、各児童相談所等において、研究者の立場から子ども中心の支援と人材育成を行っている。

●日髙 響子 専任講師
医療心理学を専門とし、身体疾患をもつ患者と家族の心理支援や小児がんサバイバーの精神健康支援などについて研究している。

所在地・連絡先

〒161-8539
東京都新宿区中落合4-31-1

入学センターTEL:03-3952-5115
WEB:http://www.mejiro.ac.jp/graduate/course/psy/

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