私立
中国地方 / 広島県

福山大学大学院

人間科学研究科
心理臨床学専攻

豊かな共感性と高度な専門性と、しなやかな実践力を備えた心理職を養成!

臨床心理士 公認心理師
未指定

入試時期

年2回(9月,2月)

募集人数

10名

出願期間

第1次:令和7(2025)年7月30日(水)~8月18日(月)必着
第2次:令和7(2025)年12月10日(水)~令和8(2026)年1月6日(火)必着

試験日

第1次:令和7(2025)年9月1日(月)
第2次:令和8(2026)年1月24日(土)

試験科目

●筆記試験
・英語:辞書持ち込み可(ただし電子辞書は不可)
・専門科目:心理学の記述問題・用語解説。
※日本心理学諸学会連合認定心理学検定 1 級または特 1 級に合格している場合、専門科目の試験得点にそれぞれ5点と 10点を加点します。該当する方は、出願時に合格証の写しを同封してください。
●面接試験

提出書類

研究計画書

社会人入試

●筆記試験(小論文)
心理学と関連した内容を含む。
●面接試験

合格発表日

第1次:令和7(2025)年9月8日(月)
第2次:令和8(2026)年2月9日(月)

入試説明会

2026年度(2025年実施)第一次入試説明会
日時:2025年7月17日(木)16:30-17:30
場所:福山大学29号館(心理学棟)3階多目的室(29305室)
※学外からお越しの際は事前にご連絡ください。

説明会の概要
・研究科説明
・試験日程
・受験手続
・奨学金
・カリキュラム
・取得可能な資格
・卒業後の進路
など

在学生から
・入試対策
・大学院生活
・研究活動
の紹介

問い合わせ先 福山大学経済学部・人間文化学部事務室084-936-2112(内線:2223)

進路状況

公認心理師国家試験 合格状況(区分A)
【2024年度】受験者12名,合格者3名
【2023年度】受験者7名,合格者4名

備考

平成30年度より公認心理師に対応した科目を開講。

研究科の概要・特色

人間科学研究科心理臨床学専攻は、保健医療、福祉、教育その他の分野において、心理支援に関する専門家として援助と提案ができる人の育成をめざしています。

● 広島県東部唯一の心理系大学院
基礎から応用まで幅広い研究を行っている教員がそろっています。この地域で心理学を深く学びたい人を広く受け入れています。
● 個人のキャリアパスを重視したサポート
心理の仕事を目指す人、地域でさまざまな仕事に心理学を生かしたいと考えている人、博士課程への進学を考えている人などさまざまなニーズに応えます。
●早期卒業制度
本学心理学科からの早期卒業(飛び級)制度を利用すれば、学部と大学院を合わせて5年間で修了することが可能です。

求める人材

福山大学人間科学研究科では、心理臨床現場や地域において心理的支援ができる人の育成
を目指している。このような理念・目標のもとに、次のような条件を満たす人を求めている。
1.基礎的な心理学の知識を有する人、又は心理学の関連分野の実践経験を有する人。
2.心理学の研究方法を用いて自ら研究を推進できる人。
3.対人援助に強い関心があり、研究や実践の成果を心理臨床現場や地域社会に還元した
いという意欲がある人。
4.心理臨床現場や地域社会における対人援助の素養を有する人。

担当教員

●安藤 孟梓
【研究キーワード】
臨床心理学,認知行動療法,性的少数者,再発予防
【指導内容】
医療領域で活用される臨床心理学に関する研究指導を行う。
特に、認知行動療法や臨床応用行動分析に関わる諸理論の理解と実践を中心とした研究を扱う。
科学者実践家モデルの理念に基づいた医療者を目標とし、研究方法や解析方法等の指導と自身の研究活動を通して、理論的思考の獲得、Evidence-Based Medicine の理解を推進する。
また、幅広い知見の獲得とアウトプットの観点から、国内外で開催される学会への参加及び発表することを推奨し、論文執筆やプレゼンテーションの個別指導も行う。

●大杉 朱美
【研究キーワード】
ポリグラフ検査,隠匿情報検査,プロファイリング,取調べ
【指導内容】
実際の犯罪捜査に活かされる捜査心理学に関する研究の指導を行う。
自ら課題を見つけ、計画を立案し、実験あるいは調査を遂行する力を修得するために、文献レビューやゼミでの議論のみならず、研究室で実施する共同研究や国内外における学会等への参加も積極的に行うことを推奨する。実験方法、分析方法等の具体的な研究指導のほか、論文や申請書の作成方法、ポスターや口頭でのプレゼンテーション方法等についても、指導・助言を行う。

●金平 希
【研究キーワード】
発達障害,情緒的相互作用
【指導内容】
臨床発達心理学の視点から、修士論文作成のための指導を行う。
まず各自のテーマに関係した国内外の文献を収集し、レビューを行う。その中で、研究計画を立案し、調査、介入を実施する。そこから導き出されたデータについて、解析方法や論文執筆の方法について指導を行う。
また、修士論文に加えて、学会発表や紀要論文の指導も行う。

●日下部 典子
【研究キーワード】
ストレス・マネジメント,ソーシャル・サポート,認知行動療法
【指導内容】
心理的なストレス、抑うつ、心身症などのメンタルヘルスの不調あるいは問題行動等のテーマについて、認知行動療法の観点からの研究指導を行う。
具体的には、国内外の文献レビューや実習を通して、学生が問題をみつけ、研究計画を立案、実施できる力を養う。また、研究成果を修士論文にまとめることに加えて、学会発表、紀要への論文執筆の指導もする。

●反田 智之
【研究キーワード】
認知心理学,注意,記憶,認知バイアス,応用心理学
【指導内容】
注意や記憶を始めとした認知心理学分野の研究指導を行う。入学後は、修士論文の執筆に必要な基礎研究のみならず、企業や他大学の研究室と共同して、産業応用を目指した研究も行う。研究成果は、国内及び国際学会において発表を行うほか、論文として執筆し、国際誌への掲載を目指す。研究関連業務の他にも、研究者としての生活全般を最大限サポートする。

●寺田 和永
【研究キーワード】
ブリーフセラピー,不登校の未然防止,ポジティブ心理学
【指導内容】
ブリーフセラピーやポジティブ心理学の視座から、不登校などの学校臨床をテーマとした研究及び臨床心理学分野に関する研究について指導をおこなう。文献のレビューやゼミ内での討論、研究計画を立案、調査や実験の実施、修士論文の執筆に際して、指導・助言をおこなう。研究成果は学会にて発表することを目指す。臨床指導では、ブリーフセラピーの視座から助言・指導をおこなう。

●中島 学
【研究キーワード】
ウェルビーイング,ヒューリスティック,解釈学的循環,ナラティブモデル,更生支援
【指導内容】
犯罪・非行からの離脱と、再犯せずに社会生活が継続し得る支援のあり方等に関して、質的研究・ナラティブモデルの観点から指導を行う。
研究指導は、文献レビューやメディア等に取り上げられている当事者等の発言内容等から研究テーマを探ることから始める。研究テーマの設定にあたっては、ゼミ内での対話を重ねることを重視し、自らもナラティブ・対話モデルの実践を学ぶ機会とする。研究テーマに沿って、当事者や施設等への調査を実施し必要に応じては当事者等をゼミにお招きしてその体験等についてお話ししていただく機会も設ける。これらのステップを通して、最終的には、学会発表や学会誌等への投稿を目標として、研究論文執筆のための指導をそれぞれのペースに応じて実施する。

●中野 美奈
【研究キーワード】
認知行動療法,マインドフルネス,産業領域のうつ,企業のメンタルヘルス研修
【指導内容】
心理臨床の技法に基づき、実習や演習の指導を行う。傾聴面接やアセスメント面接における共感や質問の技法など、実際の臨床場面に即した支援スキルの修得を目指す。また、産業領域におけるセルフケアやラインケアの模擬研修の指導・助言も行う。
臨床指導では、認知行動療法、マインドフルネスなどの指導・助言も行う。

●平 伸二
【研究キーワード】
虚偽検出,犯罪予防,犯罪被害者支援
【指導内容】
科学捜査研究所勤務時代から続けている、事象関連電位による虚偽検出の研究を主に指導する。
その他、捜査支援、万引き防止、青色・白色複合 LED 防犯灯による犯罪抑止に関する研究、犯罪被害者等の支援に関する研究を指導する。また、広島県警と共同で子どもの安全、非行少年の立ち直り支援の実践についても指導を行う。

●向井 智哉
【研究キーワード】
刑罰・犯罪,厳罰傾向,差別・偏見,性犯罪,少年犯罪
【指導内容】
社会心理学の観点から,修士論文の作成に向けた指導を実施する。各自が自主的に設定したテーマについて,国内外の文献を渉猟しレビューをまとめる。その結果に基づき,実施可能な計画を設定し,適切な方法論(調査・実験等)を用いて実証を行う。得られたデータに見合った分析手法を用いて分析・解釈し,修士論文としてまとめる。これらの一連のプロセスに指導を行うほか,希望者には国内外の学会における発表・論文投稿の支援も行う。

●山崎 理央
【研究キーワード】
臨床心理学,心理療法,カウンセリング
【指導内容】
臨床心理学に関わる視点に基づいて、修士論文作成のための指導を行う。心理療法・カウンセリングにおける面接関係や面接のプロセス等、各自が関心を抱いている問題や対象を明確にし、自分が取り組みたいテーマに関する先行理論・研究を読み込み、研究計画を立てていく。テーマに関する理解や問題意識、研究計画、実施の結果や解釈について討論を重ね、指導・助言を行う。

所在地・連絡先

〒729-0292 広島県福山市学園町 1 番地三蔵
福山大学大学院人間科学研究科 入試係(経済学部・人間文化学部事務室)
℡ 084-936-2112(ダイヤルイン 2222、または 2223)

地図

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