以下の説明会日程は過年度のものです。新年度の情報が公開され次第更新します。
大妻女子大学大学院
人間文化研究科
臨床的な態度と科学的思考力とを
身につけた有能な臨床心理士を養成します
入試時期
年2回(10月、2月)
募集人数
6名(学内選抜、一般選抜、留学生含む)
出願期間
1期:2025/9/16(火)~9/20(土)
2期:2026/1/13(火)~1/29(月)
試験日
1期:2025/10/11(土)
2期:2026/2/14(土)
試験科目
・筆記試験(英語、臨床心理学及び関連領域)
・グループ・ディスカッション
・口述試験
提出書類
卒業論文の要旨、希望研究課題とその内容
合格発表日
1期:2025/10/24(金)10:00~
2期:2026/2/18(水)10:00~
応募状況
■志願状況・入試結果
2025年度
【1期】受験者:7名、合格者:3名
【2期】受験者:5名、合格者:1名
2024年度
【1期】受験者:17名、合格者:3名
【2期】受験者:7名、合格者:1名
2023年度
【1期】受験者:7名、合格者:2名
【2期】受験者:1名、合格者:1名
2022年度
【1期】受験者:17名、合格者:3名
【2期】受験者:7名、合格者:1名
2021年度
【1期】受験者:5名、合格者:5名
【2期】受験者:4名、合格者:1名
2020年度
【1期】受験者:9名、合格者:4名
【2期】受験者:1名、合格者:0名
2019年度
【1期】受験者:7名、合格者:1名
【2期】受験者:2名、合格者:2名
2018年度
【1期】受験者:10名、合格者:2名
【2期】受験者:7名、合格者:2名
入試説明会
以下の情報は過年度のものです。
多摩キャンパス7号館2階7262教室で人間文化研究科臨床心理学専攻の大学院進学説明会を行います。
臨床心理士・公認心理師の資格取得に関心がある方はぜひご参加ください。
事前予約は不要ですので直接会場までお越しください。
日時
令和7年7月27日(日)※15時00分~
令和7年8月10日(日)※15時00分~
令和7年10月26日(日)※15時00分~(この日のみ会場未定。一週間前頃にHPにて告知)
令和8年1月9日(金)18時00分~
※記載されている日程および開催場所・方法に変更が生じる場合があります。変更の際は本学ホームページでお知らせします。
進路状況
【卒業後の進路】
これまでの修了生は、総合病院および精神病院の心理士、公立教育相談室心理判定員、公立青少年相談センター相談員、児童養護施設の心理職、大学学生相談室カウンセラー、リスクマネジメント会社の復職支援スタッフ等として活躍しています。
また、修了した年の秋に臨床心理士の資格試験を受験し、臨床心理士の資格を取得しています。詳しくは「専攻の活動情報」欄をご覧ください。
具体的な進路の例
精神科病院、クリニック等の医療施設、発達障害などの療育・児童養護施設等の福祉領域の心理士
小学校・中学校・高等学校のスクールカウンセラー
青少年相談センターの相談員
大学学生相談室等の心理相談員 など
【受験生の合格率100% ~臨床心理士・公認心理師~】
本専攻を2021年3月に修了し、今回初めて二つの資格試験に挑んだ「現役受験生」は全員合格。臨床心理士・公認心理師のダブル資格の現役合格率100%を2年連続で達成しました。さらに2020年度以前に修了したもののコロナ禍のため2020年度の受験を控えていた修了生たちも今年度に受験し、無事に全員合格しました。今年度は全受験生の合格率100%の快挙を達成しました
研究科の概要・特色
本専攻は、(公財)日本臨床心理士資格認定協会第1種指定大学院であり、同時に公認心理師受験資格を得るために必要な科目を履修できるカリキュラムを整えています。本専攻では、将来、「保健医療」「福祉」「教育」「司法・犯罪」「産業・労働」などさまざまな領域で、適切な支援と研究のできる有能な臨床心理士・公認心理師を育成します。精神分析的心理療法、来談者中心療法、分析心理学的心理療法、認知行動療法、家族療法などをバランスよく学習し、きめ細かいスーパーヴィジョン体制のもとで豊富な事例を通して実践的に学びます。また、大学院修了後の教育体制が整っていることも大きな特色の一つとなっています。特に、本専攻では、心理療法とロールシャッハ法を中心とする投影法検査に習熟した力動的視点を持った人材を養成しています。
また、100%の就職率をおおむね維持し、これまで修了生の約95%が臨床心理士資格を取得しています。
求める人材
大妻女子大学大学院は、すでに修得した知識や技術をより一層深めて、広く社会と専門領域に貢献する意欲の高い人、また、多様な経歴や独創的な研究課題をもった人を幅広く求めている。
臨床心理学専攻は、臨床心理学的なアセスメント、心理面接、地域援助の理論と技法を修得し、さらに科学的思考と臨床的な態度とを身につけ、医療・教育・産業・福祉・司法などさまざまな領域で、適切な援助、介入及び研究のできる臨床心理の専門家を養成するため、次のような人を望んでいる。
1)基礎的な心理学の知識を備え、論理的思考のできる人
2)共感的理解のできる人
3)成熟した社会的スキルを備えた人
担当教員
●春日 文 専任講師
【専門分野】臨床心理学、生涯発達心理学
【研究内容】
母子関係や子どもの発達などをテーマにした研究を行っています。生涯発達的視点から捉えた歌唱活動の機能と役割に関する理論および実践研究、子育て支援に関する研究や、がんと診断された親とその子どもに対する心理的支援などを研究テーマとしています。
●香月 菜々子 教授
【専門分野】臨床心理学、分析心理学的心理療法、投影法・描画法
【研究内容】
描画解釈の基礎研究と臨床的応用。投影法による対話の生起に関心があり、成長促進的なフィードバックの在り方や面接場面での活用など、臨床実践に基づく研究を行う。
●田中 優 教授
【専門分野】社会心理学
【研究内容】
対人関係、特に、親密な対人関係における互恵的相互依存関係に関する理論研究および実践研究を行う。
●福島 哲夫 教授
【専門分野】分析心理学的心理療法、統合・折衷的心理療法
【研究内容】
心理療法に関する量的・質的研究の実施。特に統合的心理療法の視点からのプロセス研究棟に力を入れている。
●古田 雅明 教授(専攻主任・心理相談センター所長)
【専門分野】臨床心理学、精神分析的心理療法
【研究内容】
精神分析的心理療法に基づいた精神科領域での臨床実践。臨床心理士の初期教育法の開発と職業的専門性の発達に関連する量的・質的研究を行っている。
●堀 洋元 准教授
【専門分野】社会心理学、災害心理学
【研究内容】
災害時に起こりうるさまざまな問題(災害救援者のストレス、災害時の避難行動)を解決するため、主に調査法、実験法、面接法による実証的研究を行っています。また、大規模災害時における避難所運営に役立てるため、防災シミュレーションゲームを共同開発して実践的研究を行い、個人の防災意識を高め、地域防災力の向上に寄与できるよう努めています。
●本田 周二 准教授
【専門分野】社会心理学
【研究内容】
友人関係に関する量的・質的研究を行っている。主に、友人関係の機能や友人のコミュニケーションにおける動機付けの影響について青年期から成人期までのデータを収集し、研究している。また最近では、アクティブラーニングによる教育効果といった高等教育研究にも関わっている。
●八城 薫 教授
【専門分野】社会心理学
【研究内容】
人間の行動、特に対人関係をはじめとする様々な社会的行動について、内的・外的要因から実証的に予測・説明する調査研究を行う。
●小野 聡士 助教
【専門分野】臨床心理学、自傷行為、自殺予防
【研究内容】
自殺予防の観点から、これまで青年の自傷行為に関する量的研究・質的研究を行ってきました。特に、自傷行為における手段や機能のアセスメントに関心があります。自傷行為を行う青年に対する臨床支援のあり方や予防教育プログラムに関する研究に取り組んでいます。
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