札幌国際大学大学院
心理学研究科
長期履修や夜間開講を備える
臨床心理士資格認定協会第1種指定校
受験生へのアドバイス
論述試験は、臨床心理・発達心理・パーソナリティ・社会心理・心理統計を含みます。心理学の基礎知識、思考・論述力、英語による理解力を問います。また、受験希望者は研究計画を用意し事前相談を受けてください。
入試時期
年2回(12月、3月)
募集人数
10名
出願期間
前期:2025年11月26日(水)~12月4日(木)
後期:2026年2月12日(木)~2月25日(水)
試験日
前期:2025年12月13日(土)
後期:2026年3月7日(土)
試験科目
論述問題(英語を含む)、面接
提出書類
志望理由書、研究計画書
夜間講座
有り
社会人入試
■社会人特別選抜
・25歳以上で3年以上の臨床心理または福祉・医療に関する実務に携わる経験を有する者に限られる。
合格発表日
前期:2025年12月19日(金)
後期:2026年3月11日(水)
応募状況
【2012年度】
1期:志願者6名、合格者4名
2期:志願者2名、合格者2名
研究室訪問
出願を予定する者は、出願前に必ず事前相談をしてください。事前相談は入試判定に影響するものではありません。研究科の教育内容、実習の概要など、授業展開に関するご説明をいたしますので、出願前に必ずご相談ください。
事前相談では、研究分野・研究計画等についてお伺いします。入学後に予定している研究の計画書(下書き程度でも可)をお持ちください。
事前相談は本学にて行います。お申し込みは、本学アドミッションセンター(TEL 011-881-8861)にご連絡ください。
※シニアの方や社会人の方へは、希望により具体的テーマの発見、修士論文や課題研究のスケジュール指導など、出願以前に指導いたします。
事前相談期間は要項を参照してください。
備考
「もう少し学びたい」気持ちをサポートする制度
・教育訓練給付制度指定講座
・入学金減免制度
・長期履修学生(3年)
研究科の概要・特色
臨床経験豊かな指導者のもとで臨床の知を探る研究を進めながら、現場で実践家として活躍するための教育プログラムを用意。
現代人の心の迷いや苦悩など、相談ニーズの高まりに対応できる高度専門職業人を育成します。
大学院修了後は、実務経験なしで「臨床心理士」試験を受験できます。
●日本臨床心理士資格認定協会 第1種指定校
「臨床心理士」試験を受験するには、財団法人日本臨床心理士資格認定協会の指定を受けた大学院修士課程(博士前期課程)の修了が必須です。本学は同協会の第1種指定校の認可を受けています。
●実習体験が豊富な実践的カリキュラム
学内外で豊富な実習体験を積むことができる実践的なカリキュラム。本学付属の相談室で実際に相談業務を担当し、臨床心理士として実務経験を持つ教員に指導を受けながら力を磨きます。
●若い人材から社会人までをサポート
若い人材を育てていくとともに、社会人のリカレント教育も重視。土曜日や夜間開講の授業、長期履修制度など、仕事と研究、実習体験の両立をサポートする制度を整備しています。
求める人材
心理学研究科臨床心理専攻修士課程は、高度で専門的な職業能力を有し、社会の要請に応じることのできる臨床心理実務技能を有する人材を養成することを目的としている。
本研究科は上記目的に賛同し、心理援助技術の実践を通し、地域臨床・学校臨床・病院臨床の分野で人々の健康に貢献しようとする目的意識を持つ人、自らが実践者となる心理学的援助技術を支える心理学的研究と援助技術の修得に興味と関心を持つ人、この目的を達成するために必要とされる基本的な能力を持つ人、既に関連する臨床心理分野に従事し、さらに、本研究科において専門的研究と技能の修得を目指す人を求める。
なお、学士課程等において下記の姿勢、能力を身に付けていることを求める。
①心理学理論、方法論について基礎的知識を有する人
②文献購読に必要な国語、英語力を有する人
③卒業論文等の作成経験を有する人
④臨床心理分野の経験を有し、更に研究を進める意欲を有する人
また、すべての入学希望者には入学前に面談を実施し、入学後の研究計画や履修計画に関する相談の場を設ける。
担当教員
●青木 美和子 教授(公認心理師・臨床発達心理士)
【専門分野】 発達臨床心理学
【研究テーマ】就労継続支援施設における障害を持っている人への地域生活支援
●岡田 顕宏 教授(臨床心理士)
【専門分野】感情心理学 認知心理学
【研究テーマ】人間の共感メカニズムの解明
●澤田 信也 教授(臨床心理士・公認心理師・精神保健福祉士)
【専門分野】臨床心理学
【研究テーマ】
・子どもの心理治療
・精神保健と心の健康づくり
・発達障害支援
●鈴木 憲治 教授(公認心理師・臨床心理士・社会福祉士)
【専門分野】臨床心理学(犯罪心理,家族心理,被害者支援,加害者臨床)
【研究テーマ】
・Restorative Justice(修復的司法)
・いじめ問題の対話による関係修復
・スクールカウンセリングとスクールソーシャルワーク
・子の最善の利益のための,発達段階に応じた子の意思の把握と考慮
・被災地における児童・生徒の喪失体験と問題行動
・心理療法における絵本と児童文学
●橋本 久美 教授(臨床心理士・公認心理師)
認知行動療法
【専門分野】生物学的基盤によるパーソナリティ理論 脳波による心理査定 認知行動アプローチ
【研究テーマ】
・唾液中生化学成分と心理・行動的不適応との関連(平成21~23年 日本学術振興会科学研究費採択課題)
・唾液中生化学成分を生物学的基盤とする大学生のなまけ傾向のスクリーニング尺度の開発(平成25~27年 日本学術振興会科学研究費採択課題)
・利他行動と心身の健康の関連(平成28年 札幌国際大学奨励研究助成)
・遊戯性のレジリエンス効果とその生物学的基盤の検討(平成29~31年 日本学術振興会科学研究費採択課題)
・遊びの何が「ストレス緩和効果」を生み「ゲーム依存」を生み出すのか(令和2年~4年 文科省科学研究費採択課題)
● 荒関 守 准教授(臨床心理士・公認心理師)
【専門分野】臨床心理学
【研究テーマ】産業心理臨床、組織内心理臨床、心理職としての専門性の適切な発揮
●榎本 光邦 准教授(臨床心理士・公認心理師)
【専門分野】人間性心理学,臨床心理学,発達心理学,教育心理学,コミュニティ心理学
【研究テーマ】
・クライエント要因がカウンセリングの効果に及ぼす影響
・大学生の中退予防に関する研究
・基礎心理学と人間性心理学の交差
・ベーシックエンカウンターグループ
●髙野 創子 准教授(臨床心理士)
【専門分野】臨床心理学
【研究テーマ】
・精神力動的観点からの臨床心理学的事例研究
・地域実践における臨床心理学理論の再考
●松浦 秀太 准教授(臨床心理士)
【専門分野】臨床心理学
【研究テーマ】子どもの心理療法に関する研究
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