受験生へのアドバイス
心理学の受験問題には、基礎心理学(実験系心理学)の知識も出題されます。英語で心理学文献を読みとる力も求められます。
学部での臨床心理学での学習の成果も大切です。
入試時期
年2回(9月、2月)
募集人数
秋期募集:9名春期募集:3名
出願期間
秋期:2025年8月14日(木)〜8月18日(月)
春期:2026年1月13日(火)〜1月15日(木)
試験日
秋期:筆記 9 月20日(土)
口述 9 月20日(土)・21日(日)
※臨床心理学専攻は20日
春期:筆記 2月21日(土)
口述 2 月21日(土)・22日(日)
※臨床心理学専攻は21日
試験科目
一般入試
・外国語(英独仏のうち1つ)
・心理学
・口述試験
提出書類
研究計画書、卒業論文、成績証明書、卒業(見込)証明書
合格発表日
秋期:2025年9月26日(金)
春期:2026年2月26日(木)
応募状況
■大学院入試結果
【2025年度】
2期合計:志願者44名、受験者-名、合格者10名
【2024年度】
2期合計:志願者60名、受験者51名、合格者14名
【2023年度】
2期合計:志願者74名、受験者69名、合格者14名
【2022年度】
2期合計:志願者56名、受験者49名、合格者15名
【2021年度】
2期合計:志願者36名、受験者32名、合格者11名
【2020年度】
2期合計:志願者53名、受験者44名、合格者14名
【平成30年度】
2期合計:志願者55名、受験者47名、合格者12名
【平成29年度】
2期合計:志願者64名、受験者57名、合格者15名
【平成28年度】
2期合計:志願者78名、受験者71名、合格者12名
【平成27年度】
2期合計:志願者63名、受験者54名、合格者15名
【平成26年度】
秋期:志願者54名、受験者50名、合格者11名
春期:志願者21名、受験者20名、合格者4名
【平成25年度】
秋期:志願者43名、受験者40名、合格者9名
春期:志願者20名、受験者15名、合格者6名
【平成24年度】
秋期:志願者56名、受験者51名、合格者12名
春期:志願者34名、受験者28名、合格者 1名
入試説明会
研究室訪問
不可
進路状況
修了生は、ほとんどの者が臨床心理士資格を取得して、教育相談施設、児童養護施設、母子生活支援施設、心療内科、神経科クリニック、総合病院、精神病院の心理職として、あるいはスクールカウンセラー、産業カウンセラー、学生相談カウンセラーとして勤務しています。公務員採用となり、心理職として働いている修了生もいます。
【臨床心理士資格審査】
合格実績
2011年:91%、2010年:100%、2009年:100%
今後の展望
人文科学研究科心理学専攻博士前期課程 一般入試では、令和7(2025)年度入試より下記のとおり試験科目を変更します。
詳細は、 「令和7(2025)年度 学習院大学大学院 人文科学研究科 学生募集要項」(2024 年7月中旬公開予定)を必ずご確認ください。
1. 3時限目の「心理学Ⅱ」を廃止する。
2. 2時限目の試験科目名を「心理学Ⅰ」から「心理学」に変更する。
3. 口述試験の開始時刻を 13:30 に変更する。
備考
【過去問題】
現地閲覧可(コピー可)
キーワード
・来談者中心療法
・箱庭療法
・精神医学
・遊戯療法
・フォーカシング
研究科の概要・特色
臨床心理士養成を軸とし公認心理師受験資格に対応した充実のカリキュラムにより、確かな心理臨床力を、多様な社会の現場において活用できる主体性を持つ心理専門職の育成を目指します。心理臨床家としてのスタートを手厚い個人スーパーヴィジョンにより支えるとともに、教員全員が参加するグループスーパーヴィジョンとして機能するケースカンファレンスは、院生一人一人の臨床の知を広げ、深める刺激に満ちたものになっています。博士前期課程における心理臨床技能の習得と心理臨床学研究を深化する場として博士後期課程での指導体制も充実しています。
求める人材
人文科学研究科博士前期課程は、学士課程において各専攻分野に関する基本的知識および研究手法を身に付けた者で、学部段階よりも一層進んだ専門的な研究手法を身に付け、それを用いて研究を遂行することが期待できる学生を受け入れる。
担当教員
■専任教員および研究分野
●川嵜 克哲 教授
【専門分野】臨床心理学・心理療法における関係性および技法論
【研究内容】
心理療法の実践の中から、心理療法というものの「構造」、クライエント―治療者の「関係性」、その中でやりとりされ浮かび上がってくる「イメージ」「言語」に関心を持っている。
●北山 純 教授
【専門分野】臨床心理学
【研究内容】専門分野は臨床心理学です。私はこれまで、大学内の心理相談室、精神科クリニック、高齢者の精神科デイケア、大学学生相談室などで、臨床心理士・公認心理師として心理臨床の仕事をしてきました。そのような現場で営まれた臨床実践の意義や、治療的な機序についての検討が主たる研究テーマです。
●吉川 眞理 教授
【専門分野】臨床心理学・心理査定・スクールカウンセリング
【研究内容】
心理査定論を中心として心理臨床の実践活動の質の向上を目指す研究を行っている。ハンドテストに関する解釈理論の検討と臨床実践への適用可能性の検討。
キーワード
- 来談者中心療法
- 箱庭療法
- 精神医学
- 遊戯療法
- フォーカシング